結婚した時、既に妊娠をしていたので、新婚生活を楽しく余裕もなく、いきなり子育てがスタートし、慣れない土地での慣れない育児に加え、主人が独身の時と変わらない生活スタイルだったため、しんどかった。
もっと家事や育児を手伝ってくれたらいいのにと思っていた。
赤ちゃんと私の二人だけの引きこもりのような生活で、友達もいない、主人も協力してくれない、実家は遠いなどで誰にも手助けを頼めませんでした。
孤立するなか、ある日、知らない子連れの女性が家に来られて、子育てに関する良いお話がある、時間があれば一度聞いてみませんかというお誘いでした。
家にいる時間が長かったし、赤ちゃんと2人の生活で、話す人も周りにいなかったので、軽い気持ちで行ってみようと思い、子育てに関しては無知だったので、子供の為になるようないい話が聞けるのであればいいかなと思って、良いお母さんにもなりたいと思っていました。
話を聞き始めた時は、半信半疑でした。
良い事を言っているとは思いましたが、私の考えとは違うなとか、今時男女不平等でおかしな話だとか思っていました。
ただ、10年以上なんとなく話を聞き続けてきてやっと、起こってくるすべてのもとは(苦労も喜びも)自分にあると納得できるようになりました。
実行はしようと努力して、なかなか出来ていませんが、主人の言う事は絶対で、神様だと思え。
子供のことより、主人の事が一番大事。
親を大切にする。
自分の事よりも周りの人の事を先に考える。
自分が変われば、周りも変わる。
子供は褒めて育てるなど。
こうなったら、こうなるという、良い事も悪い事も法則のようなものがわかったので、家庭のなかをよくするためには、まず私が不満を持たず無になって、周りの為に考えて動く。
こちらが愛情深く、思いやりを持って接すると、愛情などが返ってくるということ。
今までは相手ばかり責めて、口には出さずにストレスがたまる一方でしたが、自分を変えて、主人の為に尽くせば、思いやりは返ってくると少しは実感したので、意味のある事だったと思っています。
続けている理由は、熱心に今も頻繁にお話を聞く機会を与えるべく、私に連絡を下さり、家に訪ねてこられるかたがいるからです。
その方が誘って下さらないと、自分からは忙しくてなかなかお話を聞きに出かけませんし、お話から遠のいてしまいます。
主人は宗教が大嫌いなので、もちろん私がそれらしい所に行っている、話を聞いているという疑いを持っていて、嫌がっているので、私は主人にばれないよう、昼間にお話を聞きに行っています。
良いお話だけど、宗教というとマイナスなイメージは確かにあるし、なかなか言い出せません。
育ててくれた親は一番大事。
主人も大事。
子供も大事という教えを密かに信じていきたいと思います。
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