信仰を持ち生まれ変わる




私は信仰を抱く以前は、楽しければ良い、という快楽主義の日々でした。
ある程度夫婦関係も上手くいいっていればいいと思い、子供が赤ちゃんの時でも、パチンコや競輪などのギャンブルをしていました。
出世し、お金持ちになれば必ず幸せになれる、人生の成功者だと本気で信じていました。
しかし、世の中に目を向けると悪いことが増加していくばかりで、将来のことがとても不安でした。

入信のきっかけ

信仰するようになったきっかけは、お隣のエホバの証人の方が実に親切で、引っ越してきたばかりで何も分からない私達に、近所の施設や、住宅の規則、役員の仕事などを辛抱強く教えてくださったお人柄に惹かれました。

教えを勉強

「なぜ人は苦しみに遭うのか」
「人は死んだらどうなるのか」
「神とは実際にどんな方か」
「どんな崇拝が神に受け入れられるのか」
「本当に人間の指導者がいないのか」
等の質問に、すべて聖書そのものから答えてくださっている事と、その聖書に対する理解のほどにも感銘を受け、自分で聖書を調べて、答えを知りたい、と思いました。
又、普通のおばさんが、すらすらと聖句を引用し、いとも簡単に聖書の言葉を見付けられる事も、素晴らしい、そうなりたい、と思いました。

エホバの証人

世界中にエホバの証人がいる、という事や、それにも拘らず、偏見や、裏表のない実に温かな人々から組織が構成されていることや、寄付集めを一切しない、改宗させようともしない、という自由です。
これは、エホバ神が、『どの国民でも神を恐れ、義を行う人を受け入れてくださる』という、使徒10章34、35節に基づいています。
それを実際に適用している人々からなる、温かな家族のような心地よさがありました。

集会へ集うようになる

まず、聖書を、週に一回研究しました。
そのうち、信仰が育つにつれて、集会に出始めるようになりました。
更に、聖書を学んで集会に出席して聖書の討議に加わりました。
そうしていくうちに、税金逃れや嘘をつくこと、酩酊やかかあ殿下の家庭状況や怒鳴ること、賭け事は非聖書的である事を理解し、やめるように努力するようになりました。

更なる信仰のレベルアップ

それらをクリアしていったところ、自分も伝道者になる資格を身につけられるように訓練してもらえる学校(集会の一部)に入校することができました。
その後、聖書の基本的な真理を知り、理解し、適用できるまでに成長したら、やっと伝道者として奉仕に出られるようになりましたので、家々をお訪ねして、おうちの方々に、聖書に基づくテーマでお話し合いをさせていただくようになりました。
その後、エホバ神に献身して自分を捧げて、念願のバプテスマ(全身を水に浸すこと)を受け、こうしてエホバの証人として認められました。

布教活動

家々を訪問させて頂いて、聖書に基づくテーマで自由に意見の交換をさせていただいています。
いわゆる、奉仕活動、とか、聖書の教育活動、と私達が呼んでいる活動です。
又、望まれる方と、ご希望の場所とお時間で、聖書研究を司会させて頂いています。

心の平安

以前抱いていた、悪い事を行った人は地獄に落ちる、とか、幽霊がいる、等の恐れから自由にされました。
さわやかに神にお仕えしている、という、日々行う伝道活動から、満足感や達成感、充足感を味わうことができて、お金持ちではありませんし、病気にも悩まされてはいますが全く幸福な生活だと感じています。
主人にも敬意を払い、頭だと認めて尊重する努力を払っていますので、主人から可愛がってもらっていますし、不貞を働くことも考えることもない、と言ってもらえており、信頼してね、と言われ、家庭の居心地が良いので飲みに行く事もほとんどなくなり、帰宅時間も早くなり円満な家族生活を送ることができています。
更に、20代と10代後半の娘たちは、不良になる事も無く、素直で人に優しく、愛される人間に成長していますし、自ら貞潔を保ってくれています。

不安を取り払う信仰

また、将来に関して、聖書をまだお知りでない方々が抱いておられる、人類はいつか滅亡してしまうのではないか、とか、地球は破壊してしまうのではないか、等の不安が消え、まもなくこの地上がエホバ神の意図通り、エデンの園のような楽園に変えられ、そこで人類が一致と平和と健康な状態のうちに永遠に行き続けられる、と心から信じていますので、悪や災害などの不幸のはびこる世の中にあっても、内面の平安も保てています。

これらも信仰を持ち続けたい

エホバ神を、真心をこめて崇拝し、聖書の高い基準に沿って生活していきたいと思います。
又、人々を心から愛し、偏りみず、親切を差し伸べる機会を探し、それが訪れたならば、勇気が必要とされても行う事です。




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